ことりの詩

好きなこと、素敵なこと、感動すること、などについて詩います。

ポケットにアメ玉

アメ玉でポケットが膨らんでいると
気付くために
触ってみること  

幸せってそんなもんかな
何気なく生きていることを
おさらいするように
息することが幸せだったのだと
アメ玉に触れる
ポケットの上から

一つ一つの恵みについて
考えを巡らせることは
アメ玉の包みを開けること

いつも沢山のアメ玉を持っている
悲しみだって
「愛」ゆえなのだ
ただ水色のアメ玉なのだ

生きていること自体
甘い甘いアメ玉

舐めてなくなる前に
触れて数えて確かめましょう