ことりの詩

好きなこと、素敵なこと、感動すること、などについて詩います。

紫陽花の花束

自然と零れる涙のように
詩書いていた頃

枯れた泉のように
何も湧かなかった日々とは

苦しさが違う

少し前は
何も書くことが無くて
逆に寂しかったけど…

色々周りを見渡して
「わざと」書く術を習得した!

それは人工的かもしれなくても
私には「メイキャップ」のようなもので
芸術だと胸を張って言いたい

私の心が幸せな詩は
敢えて書いたものよ

それでも焦点を当てて
心が探し出す言葉は深海からの
贈り物

私らしく紡ぐ言の葉は
カラフルビーズ

敢えて書く詩もある

それは苦しんだ末の涙とは違う
けれど絵画のように
自分自身の心の底にたゆたう気持ちに
筆を持たせて…

敢えて書く時
それを努力と呼びたい

涙は流れない
代わりに腕をふるう
言葉を扱うフローリスト
紫陽花の花束のように
日々のリズムを束ねましょう

悲しくなくても書けるんだ
好きなこと
楽しいこと
感動すること
色々カラフルに真剣に遊ぶ

好きなことを
やっばリしたい
幸せな心境の今日だって書きたい

心から溢れるのを待つだけではなく
書いちゃうんだ

書いてる内に 
溢れ出す
情熱はロケットを飛ばすのだ…