小さな手
握った手の
小さな圧を
心の宝箱にしまい込む
「ママ〜、ママ〜」と連呼するので
結局伯母さんは脇役のなに
それでも握ってくれる手のけなげさは
消えることない幸せの糸
気まぐれで?パパでもママでもなく
私の相手をしてくれる時は
私は全力の笑顔を向ける
心から
3歳児とは驚くべき想像力と発想力
そして記憶力
言葉に魔法をかけているような
楽しみ方
聞いてる方が感心して
クスリと笑ってしまう
私には子供はいない
子供がいたらいいなぁと
強く願っていたのは
幾分も前のこと
きっと私の人生はこれでいい
そして姪や甥を可愛がる
子育ての辛い部分を経験せずに
可愛がる
それだけで
その代わりに
子供のいる喜び
それを知らない
元々小さな子供が好きだから
懐いてくれることが
とても嬉しい
パパやママほどにではなくても
私にも向けてくれるヒマワリの笑顔
小さな手でくれる
親愛の表現
その小さな圧が
私には愛しくて
小さな「今」を
抱きしめるよ
これからの成長を願って…